ご挨拶

このたび、慶應義塾大学(東京)にて第65回日本病跡学会総会を開催する運びとなりました。本学会を主催することを心より光栄に思っております。

人にはなぜ美しいと感じ、感動するこころが備わっているのでしょうか。この様な脳やこころの働きは人間性の基盤となるものであり、近年では従来は困難であった生物学的な立場から解明しようという取り組みも進んできています。今回は、「美を感じる脳とこころ」というテーマのもと、生物学的な観点からも病跡学を紐解いていきたいと考えています。

特別講演では、現代アートのコレクターとして著明な高橋龍太郎先生に精神科医の立場から、美についてご講演いただきます。さらに、教育講演では、アートを通して地域社会とのつながりを作ることを目的に病院の施設の一部を利用して「はじまりの美術館」を開園された佐久間啓先生がご登壇されます。

現在、参加される皆さまにとって有意義な2日間となるよう、プログラム内容の充実を図っております。会場の確定まで今しばらくお時間をいただきますが、7月初めの東京にぜひ足をお運びください。多くの方々のご参加を心よりお待ちしております。

 

第65回日本病跡学会総会 大会長 三村 將